ドリームシアターレビュー おすすめ記事

ドリームシアター 名曲、名盤ランキング
ドリームシアター この一曲

NEW! 「最新アルバム The Astonishing 感想

■最新記事(TOP)へ
■人気blogランキングへ


2008年08月18日

Dream Theater - 8th Octavarium レビュー

メンバーも認める ドリームシアターの歴史に残る名曲が入っています。

8thアルバム

「Octavarium(オクタヴァリウム)」

収録曲は、8曲。
Octavarium(オクタヴァリウム) とは造語です。

octa : ギリシャ語で8を表します。
various : 様々な  
-ium : 名詞語尾、金属元素名の語尾

「8つの様々なもの」

ということになります。



ジャケットは(見開きにすると)8つの金属ボールが振り子状になっています。
これは、どういう意味なのでしょうか?



「Octavarium」 の真の意味

描かれた8つの球体は音符。
F,G,A,B,C,D,E,F
球体の間を飛ぶ鳥は
F#,G#,A#,C#,D#

つまり、このアートワークはピアノの鍵盤を表しています。

これまでのドリームシアターの
スタジオアルバムが 8枚
ライブアルバムが 5枚

この事実も、このジャケットで表しています。

つまり、 「Octavarium」 のジャケットは過去最大級の

素晴らしいコンセプトを持ったジャケットなのです




今作で、 第二期ドリームシアター は終了です。
ドリームシアターは この 8th 「Octavarium」 を最後に14年間所属した 「アトランティック・レコード」 を離れ、 「ロードランナー・レコード」 に移籍しました。

また、 ニューヨーク・ヒット・ファクトリー・スタジオ での最後のレコーディングアルバムはこの 「Octavarium」 です。
このアルバム収録後、歴史あるこのスタジオは取り壊されました。

事実上の最後のアルバム


トータル75分45秒
密度が濃く、曲もバラエティ色豊かです。

実はこれも、コンセプトアルバムです。
このアルバムのコンセプトが 「様々な」 なのです。
決して、まとまりがないというわけではありません。


1曲目

「The Root Of All Evil」

前作、「In The Name Of God」 の余韻から続きます。

ドリームシアターのキラーチューン 「The Glass Prison」 「This Dying Soul」 (アルコール依存症改善プログラム)に続くシリーズ第3弾。

6、レディ(準備)

曲的には、前2作の強烈なインパクトには負けます。
このシリーズはもっとアグレッシブに行かないと。
最初のリフは 「This Dying Soul」 ですね。
そこから繋げて曲作りしています。


7、リムーブ(再始動、取り除く)

「この鎖を外すのを手伝ってくれ。
身体が壊れていくのがわかる。
僕の全てを取り除いてくれ。
そして、また一日に立ち向かえる強さを僕にくれ。
覚悟はできている。
僕のところへ来て、僕を連れて行ってくれ。」

歌詞は、シリーズ屈指の良さがあります。


曲は8分しかなく、シリーズ最短です。
何か物足りない。
これからの歌詞は改善とかになっていくはずなので、曲調も穏やかなものになって行きそうです。
攻撃性を戻すには、治療が失敗しリバウンドでパニック状態にさせる展開に持っていくべきでしょう。
なんか、このままドリームシアターの攻撃性がこのままなくなっていくのは悲しいものがあるので、次回は、ハッピーエンドではなく、無限のカオス空間に迷い込む展開を望みます。

しかし、曲の最後には、
ビル・ウィルソンとその友人に捧げる
と書いてあるので、その展開(バッドエンド)にはもっていけないと思います。
このシリーズはポートノイ自身のお話らしいので、この展開はないでしょうけど。

実は、私(ポートノイ)は今も何も改善していなくて狂った状態が普通なんだ!
と言う展開も私的には大ありです。
いや、そうしましょう。


「The Answer Lies Within」

この曲、展開と歌詞が 「The Root Of All Evil」 と繋がっています。
アルコール依存症改善プログラム第4弾としてもおかしくはないです。

バラードです。
最近のライブでも好んで演奏しています。
ドリームシアターのバラードは良曲が多いのですが、これもそうですね。

ただ、 「Train Of Thought」 の次にこのような曲だったので、最初は頭がついていきませんでした。


「These Walls」
「I Walk Beside You」


ややポップ調です。あまり…。


5曲目からが、ドリームシアターの真骨頂

Panic Attack

とてもいい曲です。
題名通りの傑作。
5曲目にしてようやく、ドリームシアターらしさが出てきました。


Never Enough

引き続いて、ドリームシアターのダークな面が押し出された快作。


Sacrificed Sons

ドリームシアター は、ほとんどの歌詞を、ポートノイ と ペトルーシ が書いてますが、この曲のみ ラブリエ が作詞しています。
あの忌まわしい9月11日のテロ事件をテーマにしたものです。


「Octavarium」

Octavarium」 のキラーチューンといったら、やっぱり表題作の 「Octavarium」 になるでしょう。

24分ジャストの大作です。
メンバー(ポートノイ、ペトルーシ、ルーデス) が自ら語る

「ドリームシアター最大の傑作」

最初が長いのが難点ですが、「V. FULL CIRCLE」 からの展開は別の世界に引き込まれます。

いい意味で狂った歌詞がいいです。
実在の人物と有名曲のタイトルが並んでいる。

ジャック・ザ・リッパー

(ビートルズ)
Day Tripper
Lucy In The Sky With Diamonds
Get back

など。


「W. INTERVAL」

鳥肌ものです。
いや、何度聴いても鳥肌が立ちます。

恐ろしいほどの名曲。


ちなみに私は、「Octavarium 中毒症」 にかかっています。
この病気にかかると、一定期間ごとに 「Octavarium」 を聴かないと落ち着かなくなります。

いろいろな物議をかもし出した ドリームシアターのCD ですが、やっぱり傑作です。
特に表題作 「Octavarium」 は聴かなければ人生を損するほどの名曲だと思っています。




Dream Theater/Octavarium (HMV)
Dream Theater/Octavarium (Amazon.co.jp)



posted by 夢 at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | Octavarium

第一期(1989年〜1998年) ドリームシアターレビュー 目次

「1st When Dream And Day Unite レビュー
「2nd Images And Words レビュー
「3rd Awake レビュー
「ミニアルバム A Change Of Seasons レビュー
「4th Falling Into Infinity レビュー

第二期(1999年〜2006年) ドリームシアターレビュー 目次

「5th メトロポリス・パート2(Metropolis Part2 : Scenes From A Memory) レビュー
「6th Six Degrees Of Inner Turbulence レビュー
「7th Train Of Thought レビュー
「8th Octavarium(オクタヴァリウム) レビュー
メトロポリス2000 レビュー
「ライブDVD SCORE(スコア) レビュー


■最新記事(TOP)へ
■人気blogランキングへ