ドリームシアターレビュー おすすめ記事

ドリームシアター 名曲、名盤ランキング
ドリームシアター この一曲

NEW! 「最新アルバム The Astonishing 感想

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2007年02月17日

Falling Into Infinity (ドリームシアター)

私にとって、ドリームシアター のアルバムで最も難解で苦手なアルバムです。
このアルバムは方向性が分かりません。

Falling Into Infinity

いろいろやりすぎて、まるで別のバンドのようです。
一枚一枚でこうも色が変わるバンドはそうそうないです。

ドリームシアターはメンバーが替わると、音の方向性もガラっと変化するという一面があります。

今作「Falling Into Infinity」では、屈指のキーボード、メロディーメーカー「ケヴィン・ムーア」が脱退して、「デレク・シェリニアン」に変わっています。

でも、一曲、一曲をよく聴いてみると良い曲もあります。

New Millennium

オープニング曲。
これは良いです。
この曲を聴いて新ドリームシアターにかなり期待しました。
ドリームシアターらしい怪しいおかしさも随所に出ています。
ぽわーん(笑)。とか。

You Not Me

相変わらずの転調に聴きやすいメロディが挿入されています。
でも、ちょっと…?

Hollow Years

ドリームシアターのバラード曲では、間違いなくNo.1です。
私は「Another day」よりも好きです。
ものすごい哀愁を感じます。

Just Let Me Breathe

ロックンロールです。
のりのりで、ドリームシアターの曲とはとても考えられないのですが、いい曲です。
なぜか、メガデス を思い出しました。


このアルバムは、製作直前にバンド内でメンバーの子供の誕生や、身内の不幸が相次ぎ、その「感情のローラーコースター」(当時のメンバーのコメント)が音楽性に影響を与えたと言われている作品だけあって、曲の出来にバラツキがあり…

何度聴いても良く分からない。


しかし、
この後、ポートノイとペトルーシ率いる限定ユニット「Liquid Tension Experiment」で一緒にジャムった、ジョーダン・ルーデスが新しいキーボードとなり、歴史的名盤のコンセプトアルバム「メトロポリス・パート2」の発売に至りました。

この「The Wizard of Keyboard」 (キーボードの魔術師) ジョーダン・ルーデス (key)が入ってからは、かなりバンドとして落ち着いたと思います。
これは、ジョーダン・ルーデスが最年長ということもあるでしょう。


ドリームシアターはどうも4枚毎に進化する周期を持っているようです。
Octavarium」 も 第二期ドリームシアター の中では4枚目(通算8枚目)になりますが、最もまとまりのないアルバムです。
但し、タイトル曲 「Octavarium」 は過去最高の出来と言ってもいいくらいのお気に入りですが…。

そういう経緯を考えると、ドリームシアターの9枚目のオリジナルアルバムは、メトロポリスパート2に匹敵する歴史的コンセプトアルバムになるのでしょうか?


■「New Millennium」「Hollow Years」は名作です。



Dream Theater/Falling Into Infinity (HMV)
Dream Theater/Falling Into Infinity (Amazon.co.jp)




2007年02月11日

A Change Of Seasons (ドリームシアター) レビュー

Awake」の次に発売されたミニアルバムです。

A Change Of Seasons」以外は、ロンドン「Ronnie Scott's」 でのカヴァーライブの一部を収録しています。

A Change Of Seasons

ドリームシアターの長い曲の元祖です。
実は、1989年に完成していたと言われており、あまりにも曲が長いので未発表になっていたそうです。

1989年ということは、デビュー近辺。
デビュー当時から、このような曲を隠し持っていたのですね。

曲調は、セカンドの「Images and Words」色が強く、「Awake」のヘビーさは消えています。
やっぱり私は、ヘビーなドリームシアターの方が好きです。


2曲目からは、ドリームシアターのカヴァーライブの様子を納めています。

Funeral For A Friend - Love Lies Bleeding

エルトン・ジョンのカバーです。
ポップですが、結構良いです。

Perfect Stranger

ディープ・パープルのカバーです。
このバージョンは、いまいち。
Dream Theater Official Bootleg Tokyo,JAPAN 10/28/'95
のバージョンの方が、ラブリエが熱唱していて良いです。

The Rover - Achilles Last Stand - The Song Remains The Same

レッド・ツェペリンのカバーです。
Achilles Last Stand」はレッド・ツェペリンの中で、最も好きな曲です。
「Achilles Last Stand」をドリームシアターがZEPのメインでカバーしていたのは、大変嬉しかったです。

The Big Medley

メドレーの曲構成は以下のとおりです。
In The Flesh?
Carry On Wayward Son
Bohemian Rhapsody
Lovin' Touchin' Squeezin'
Cruise Control
Turn It On Again

(イン・ザ・フレッシュ? /伝承/ボヘミアン・ラプソディ/ラビン・タッチン・スクイージン/クルーズ・コントロール/ターン・イット・オン・アゲイン)

それぞれのアーティスト
ピンク・フロイド/カンサス/クイーン/ジャーニー/Dixie Dregs/ジェネシス

やっぱり、注目はクイーンのボヘミアン・ラプソディでしょう。
ボーカルのラブリエはもとより、演奏技術の確かさが確認できます。

A Change Of Seasons」は、ミニアルバムとしても良いですが、ドリームシアターが影響を受けたアーティストを確認できて面白いです。
ロンドン「Ronnie Scott's」 でのカヴァーライブでは、メタリカも演奏しているはずですが、このアルバムで入っていないのは、「A Change Of Seasons」が基本的にヘビーではないからなのでしょうか?




Dream Theater/Change Of Seasons (HMV)
Dream Theater/Change Of Seasons (Amazon.co.jp)




2007年01月21日

Awake (Dream Theater - ドリームシアター) レビュー

第一期ドリームシアター中で最もヘビーなアルバム。

Awake

前作「Images And Words」で獲得した全世界のファンが待望していたことでしょう。
ドリームシアターが、1994年に満を持して出したアルバム。
セールスはあまり良くなかったそうですが、とてもいいです。
Pull Me Under」「Another Day」のようなキラーチューンがなかったのが原因でしょうか?

私も当時はあまり感動しませんでしたが、近年になり、改めて聴いて見たところこのアルバムのすばらしさに気がつきました。
個人的には、第一期ドリームシアターでナンバー1のアルバムです。

第1部 ドラマティック

前作「Images And Words」の続き、もしくは発展させた感じの音楽が続きます。
どれも佳曲ぞろいなのですが、4曲目〜が特に良いです。

Erotomania

曲調、展開ともに、ドリームシアター中でも秀逸の一品です。
展開がドラマティックです。
朝日が昇るようなすがすがしい気持ちになれます。
5分30秒〜のシンセがいい感じです。
最初この曲を聴いたときはこの部分に反応しました。
なんでこの題名をつけたのかがよく分かりませんでしたが、今となっては、ドリームシアターらしいセンスだと思います。

erotomania」とは精神医学の用語でしょう。
「性欲異常」「色情狂」と言う意味。
普通の会話で、 「Erotomania」 が好きとか言ったら、変な目で見られそうです。
でも、私は好きです。
ただし、色情狂のことが好きというわけではありません(^^;)。

Voices

より、ヘビーな曲展開になります。

The Silent Man

Erotomania」3部作の最後を飾る佳曲です。


第2部 ダーク&ヘビーネス

The Mirror

出だしからやられます。
超強烈ヘビーリフ
ヘビーだ。
これだ。
これだよ。
私はこれを求めていたのです。
ガガガッガガガッガガガッガガガッガガガッ…

これが、本当のドリームシアターのダーク&ヘビーネス

「Awake(目覚め)」

ですね。

当時は、ドリームシアターらしくないと言われていたそうですが、「Train Of Thought」が発表された現在では、こっちの方がドリームシアターっぽく聴こえます

Lie

後半かなり来ます。「Mirror」から続く、今ではお得意のコンセプト曲
5:08 〜 デデデ、デデデ、デデデ、デデデ
本当に、嘘のようです。

Space Dye Vest

Awake」のラストを飾る。
ケヴィンがフラレたときに作った曲。
ぞっとするほどダークネス

The Mirror」〜「Space Dye Vest」の5曲は本当にヘビー&ダークネスでいいですね。
私の趣向にぴったりです。

このアルバムは、「Images And Words」で獲得したファンが聴いたら、どう思うのでしょうか?
ドリームシアターのすごいところは、前作「Images And Words」で商業的に成功した流れを捨て、新境地に挑戦したところです。
チャレンジャー。

ドリームシアターは音楽に対する精神もかっこいい。
たまりませんね。

もう一度言います。
Awake」はドリームシアターのダークへの目覚めのことだったのでしょう。

前半、ちょっと軽くしておいて、後半へビー、最後に究極のダークネス。
ドリームシアターの隠れたコンセプトアルバム。
Train Of Thought」ファンなら、間違いなくはまる。

傑作




Dream Theater/Awake (HMV)
Dream Theater/Awake (Amazon.co.jp)




2007年01月12日

Images And Words (ドリームシアター - イメージズ・アンド・ワーズ ) レビュー

全世界で最も有名なドリームシアターの名盤でしょう。

「Images And Words」

リアルタイムで聴きました。
これが、私のドリームシアターファーストコンタクトです。
Pull Me Under」はいろいろな意味で衝撃でした。

また、アルバム全体のテクニックがすごくて、何をやっているか分かりませんでした。

ジャンルでくくれるものではないです。
これは、ドリームシアターというジャンルになるでしょう。

「Pull Me Under」

一曲目で、凄すぎます。
前半の転調は神です。
具体的には、2:38から3:35の部分でぶっ飛びました。

今でもこの衝撃は覚えています。
当時(今でも)は、この部分だけを何回も聴いていました。
そのため、後半部が長すぎると思ったら、いきなり曲が終わります。
最初は、音とびしたかと思いました。

ライブでは、後半に回転数が上がることがあります。
この回転数が上がるライブバージョンは前半のハイテンションモチベーションを維持しつつ、長い後半部をカバーする「Pull Me Under」完全版だと思っています。

「Another Day」

ファン投票ナンバーワンになるのでしょうか?
確かに名曲です。
でも、ドリームシアターの真骨頂はバラードではないです。
しかも、この曲にはサックスが必要です。
メンバーにいない!
代表曲として認識されるのは?
私は、一曲目が衝撃的過ぎたので、この曲はかなり後になって良さに気が付きました。
すいません。

「Take The Time」

サビの部分を何気にずっと歌っていたことがあります。
好きです。
これも展開が複雑。

「Surrounded」

かなりポップ要素があります。
展開もドラマチックです。

「Metropolis-PartT The Miracle And The Sleeper」

伝説はここから始まった。
歴史的コンセプトアルバムの金字塔、メトロポリスパート2はここから始まりました。
テクニックの応酬です。
とくに、中盤。
ライブDVD「SCORE」のアンコールに入っている「ドリームシアター & オクタヴァリウムオーケストラ バージョン」が最も好きです。

「Under A Glass Moon」

これも複雑だなぁ。
聴きどころはギターソロですかね?

「Wait For Sleep」

うつくしい…。
これは、隠れた名曲ですよ。

「Learning To Live」

アルバムのラストを飾るにふさわしい名曲。
変拍子の嵐。
最後に盛り上がっていきます。
難解であることは変わりありませんが、長く楽しめます。

アルバムレビューは難しい。

これからは、主観だけにします。

書いていて気がついたのですが、このアルバムのドリームシアターはメタル色が弱く、一曲目「Pull Me Under」だけと言ってもいいくらいですね。

そこが、なんか物足りないと思うところなのかも知れません。
私は、毒がある方が好きだったりします。

このアルバムはうつくしすぎます。
大変、綺麗です。
歴史に残るほど。
このアルバムはドリームシアターですが、ドリームシアターと切り離して聴いてください。
何か、このCDに入っている魂は良い意味で別次元にいます。

私には眩しくて直視(直聴)できません。
でも、これからも聴いていいですか?


光の「Images And Words

闇の「Train Of Thought

あなたは、どっちだ?



Dream Theater/Images And Words (HMV)
Dream Theater/Images And Words (Amazon.co.jp)




2006年12月08日

When Dream And Day Unite(Dream Theater − ドリームシアター)



ドリームシアターの記念すべきデビューアルバムです。

「When Dream And Day Unite」

まだ、ボーカルがラブリエではありません。

ドリームシアターの初代ボーカリストは
「チャーリー・ドミニシ」
声は昔のロック系ボーカリストです。

悲しいことに、ドリームシアターの超絶でハイレベルな音楽に合っていないです。


ただし、一曲目

「A Fortune In Lies」

これは、いきなりきました。
凄い曲です。
展開もゾクゾクします。
それこそ、「Train of Thought」に入っていてもおかしくないくらいヘビーでスラッシーな名曲です。
変拍子。

中盤からの展開を聴くだけで、誰でもぶっ飛ぶことでしょう。
ポートノイのドラムは凄いですね。
才能の片鱗が早くも見られます。

ドリームシアター、デビューからとんでもないです。

ただし、続けて二曲目に入るとがっかりします。
一曲目だけを聞いて、余韻に浸りましょう。


「Ytse Jam」

ドリームシアターの前身「Majesty」を後ろから読むとこの題名になります。
なので、普通に読めません。

題名通り、ジャム(Jam 即興)セッション的な要素がたくさん取り入られています。
初期のライブ定番曲。

マイアングのベースはデビューから神の領域です。

Light Fuse And Getaway

プログレで、ドリームシアターっぽいです。
ただ、ボーカルが…。

Only A Matter Of Time

展開もなかなか面白い良曲です。
でも、何かが足りないと思います。

ファーストアルバムは、ボーカルが気になって後の曲はちょっと聴く気がおきないです。
ジャケットも変です。

ただし、

「A Fortune In Lies」
「Ytse Jam」
「Only A Matter Of Time」


だけでも、聴く価値があるアルバムです。
何故か、ドミニシのボーカルが気にならない。
この3曲は名曲です。

特に、

A Fortune In Lies

は必聴です。

デビューアルバムの一曲目からとんでもない曲を発表したバンドは私の中では、

Sonata Arctica 「Blank File」
Iron Maiden   「Prowler」

位しか思いつかないのですが、この曲はそれらに匹敵する破壊力を持っています。




Dream Theater/When Dream And Day Unite (HMV)
Dream Theater/When Dream And Day Unite (Amazon.co.jp)



ただ、 ライブDVD「Image And Words Live In Tokyo」 
では、ラブリエのボーカルバージョンも聴けるのでこれは必聴です。



Dream Theater/Twice In A Livetime (HMV)
Dream Theater/Twice In A Livetime (Amazon.co.jp)




第一期(1989年〜1998年) ドリームシアターレビュー 目次

「1st When Dream And Day Unite レビュー
「2nd Images And Words レビュー
「3rd Awake レビュー
「ミニアルバム A Change Of Seasons レビュー
「4th Falling Into Infinity レビュー

第二期(1999年〜2006年) ドリームシアターレビュー 目次

「5th メトロポリス・パート2(Metropolis Part2 : Scenes From A Memory) レビュー
「6th Six Degrees Of Inner Turbulence レビュー
「7th Train Of Thought レビュー
「8th Octavarium(オクタヴァリウム) レビュー
メトロポリス2000 レビュー
「ライブDVD SCORE(スコア) レビュー


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