「メトロポリス2000」
2006年の ドリームシアター東京フォーラムライブ の帰り。
この生ライブのパワフルさに圧倒され、購入しようと思ったのがこのライブDVDです。
帯には
「究極のコンセプトアルバムを再現したライブ・ツアーのファイナルショー」
とあります。
そうです。
あのドリームシアターのアルバムの中でも究極の 名盤コンセプトアルバム
「メトロポリス・パート2」

Dream Theater/Metropolis Part 2: Scenes From A Memory
Dream Theater/Metropolis Part 2: Scenes From A Memory
のライブ完全版です。
CDでは分からなかったラストの謎が解けます。
当然、CDは聞いていましたがそんなに良いと思いませんでした。
はっきり言って、複雑で良く分からなかったんですね。
歌詞の意味は?
これ、本当に人間が演奏しているのか?
この音は何なんだろう?
とか。
疑いながら、DVDを見始めました。
このDVDの特筆すべきことは、演奏もさることながら、ポートノイ先生とペトルーシ先生達のライブ解説があることです。
これが、非常に楽しい。
字幕(日本語2)でも見ることが出来ます。
ストーリーの謎と演奏の説明。
何回見ても面白いです。
ちょっと序盤は演奏等に粗が目立ちますが、ライブにはライブの良さがあります。
「Fatal Tragedy」
ペトルーシのスイープ・ピッキングは失敗でしょうか?
私が好きな曲だけに残念ですが、ライブ用にピッチとかアドリブを入れているので、これはこれで見ごたえがあります。
なお、マイアングのベースのネックは無限大を表しています!
さらに続く、このライブDVDは後半の出来が素晴らしい。
第2幕の Home 〜 Finally Free は最高です。
全体を通して安心して見れるのは ポートノイ先生のドラム と マイアングのベース 。
特に衝撃を受けたのが ジョン・マイアング の 蜘蛛の手 から繰り出される…
六弦ベース
正確には 蜘蛛の指 ですが、そのパワフルさは機能的に手と表現するのがふさわしい。
一本、一本の指がパワフルかつ繊細で衝撃的でした。
その映像が
「The Dance Of Eternity」
これを見たときの衝撃は鳥肌が立ちました。
えっ。
見事に生ライブで再現演奏している!
なんだ、こいつらは!
今見ても、この映像は凄く良いです。
なんとこの 「The Dance Of Eternity」 は、このツアーで初めて通して演奏したそうです。
スタジオ録音では2分録音して止めて、その繰り返しで編集して作ったということ。
このツアーで連続演奏してみて、このクオリティ。
凄いですね。
私の中で最も好きなドリームシアターのライブ映像
です。
「The Spirit Carries On」
コーラス隊とともに繰り出される壮大な感動。
確かに、舞台のエンディングのような盛り上がりを魅せます。
ドリームシアターはこの曲を過去最大級のライブ映像の一つだと言っています。
舞台転換のために必要だった最後のアドリブも秀逸。
「Finally Free」
映像と共にストーリーの完結が…。
今回、また「メトロポリス2000」のライブDVDを見直してしまいましたが、最後のポートノイの鬼のドラムは本当にすごいです。
当然、アドリブです。
もう、凄すぎて笑ってしまうほどの超絶ドラミング。
周りのメンバーはアドリブ時には、ポートノイのドラムリズムに合わせて体全体でリズムキープします。
そうしないと、ポートノイのリズムに合わせられない。
メンバーが全員で体全体でリズムをとってあわせることで、このような素晴らしい音が引き出される。
相互協力の結果、見事に協調された音楽になるわけです。
ライブはバトルだが、信頼関係に基いて行われるバトル。
だから、聴きやすい。
これが、ドリームシアターの魅力です。
The Dance Of Eternity に目を奪われ、 Finally Free で全ての歌詞の謎が解けました。
ヴィクトリア を殺した真犯人は?
そして、輪廻転生。
最後に ニコラス を殺したのは?
そういうことだったのか!
− 通説があるんだ。
輪廻転生を調べていると必ず出てくる話がある。
前世の人間と似た人生を歩むという話だ −
最後には、私の目に涙が。
その理由は、音が生きているからなのです。
ライブ映像で涙を流したのは初めてでした。
「メトロポリス2000」 を見たときから、私の ドリームシアター狂い が始まったのです。

Dream Theater/Metropolis 2000: Scenes From New York
Dream Theater/Metropolis 2000: Scenes From New York